レストランでのエレガントな振舞い【2】

着席したら、バッグはどこに置くかが問題です。 小ぶりな物なら椅子の後ろ。
大きめのバッグなら、ご自分の左側の足元に置きましょう。
サービスの行き届いたお店なら、「よろしければ、バッグはこちらにどうぞ」と
スツールや空いている椅子などにすすめてくれます。

椅子の背にバッグを吊り下げるのはやめましょう。これは料理のサービス時、邪魔になります。
もちろん、大きなバッグや荷物は事前にクロークなどに預けておくのが正解です。
またバッグは決してテーブルの上に置かないこと。
テーブルクロスは「お皿」、と考えますので、
あなたは洗面台にも置くバッグを食事するテーブルクロスの上に置くの!?と嫌がられます。

また、意外とうっかり置いてしまうのが、ハンカチ。
ナプキンが用意されているレストランでは、そちらを使うのがマナーです。
ご自分のハンカチを使うのは、「こんなナプキン使えない」という意味となり、
大変失礼となるのでご注意を!

男性が女性にご馳走するのが基本ですよね。
メニュー選びの際に、「お好きなものをどうぞ」と一言伝える。これが重要なポイント。
ご馳走か割り勘か不明だった女性も、男性のことを頼もしく感じ、
ゆっくり楽しくお食事ができるはずです。

ご馳走してあげる相手の前での支払いは避けたいもの。
女性がお化粧直しで席を外した間に済ませてしまうのがスマートですね。
または、男性がお手洗いに行くふりをして席を立った際に済ませてくるのもかっこいい

もし気を遣わなくてもよい間柄だったら、女性の前でのテーブル会計もOK。
もちろん、現金での支払いより、カード払いの方がスマートですね。